学習会 G7内務・安全担当大臣会合を問う 【変更あり】【訂正あり】

学習会 G7内務・安全担当大臣会合を問う  【変更あり】【訂正あり】
2023年10月7日(日)14時~→15日(日)14時~
茨城県水戸生涯学習センター 小講座室(茨城県水戸市三の丸1-5-38 茨城県三の丸庁舎3階。JR水戸駅北口から徒歩15分。あるいは駅からバスで「銀杏坂」下車7分。)
参加費 500円
お話「G7内務・安全担当大臣会合とは何か」→「G7内務・安全担当大臣会合と戦争国家化」池田五律さん(戦争に協力しない!させない!練馬アクション)
  そのあと討論
主催 戦時下の現在を考える講座
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blog: http://inwartimeinibaraki.hatenablog.com/ 
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連絡先 090-3902-5801 (藤田)        090-8441-1457(加藤)

 五月に広島で行われたG7サミットは散々なものでした。そもそも核兵器保有し続けている国の首脳が、広島で、しかも核の発射ボタンを持った状態で会合を開くこと自体がおかしいのですが、そこで核兵器削減の議論が進むはずもなく、アメリカを中心とした核抑止体制が追認され、中国やロシアの核が批判されるだけで終わりました。G7と言いながらほかにも多くの国、地域が招かれていたのは事実上G7だけではもはや何事も決められない、進められないことの現れにも見えます。ウクライナ大統領は議長国の日本を飛び越えてロシア・ウクライナ戦争のための会議を呼びかけ、日本が議長国として機能しているのかも怪しいところです。
 今年いっぱい日本はG7の議長国で、年内にあと二つ会合があります。十月には大阪で大阪・堺貿易大臣会合が開かれ、十二月にはここ茨城・水戸で内務・安全担当大臣会合が開かれます。
 内務・安全担当大臣会合とはどんな集まりなのでしょうか。日本に内務省があったのは七十年以上前のことなので内務と言ってもピンときませんが、日本においては警察や地方行政を担当していました。なので内務・安全担当とは警察・治安担当と考えていいでしょう。G7の個別会合として行われるようになったのは最近のことで、以前は司法・安全担当大臣会合でした。司法大臣会合は独立して、今回は七月に東京で行われています。
 国際条約に基づくでもなく、経済と軍事を背景に世界の頂点として(G7サミットのサミットとは山頂のことです)七か国の私的利害のための秩序をつくろうとするG7が正しいものとはとても思えません。国際会議というと浮かれ気味の報道が流れますが、そこで何が行われようとしているのかは冷静に見る必要があるでしょう。
 水戸で行われる内務・安全担当大臣会合では一体何を話し合おうとしているのか、十二月を前に考えてみたいと思います。

*十二月には集会とデモを予定しています。