11・11潮来育樹祭反対デモ

11・11潮来育樹祭反対デモ
私たちの社会に天皇制はいらない!この大地に王の居場所はない!皇族は茨城に来るな!
11月11日(土)14時40分集合 15時デモ出発
集合場所 内洲第一児童公園(茨城県潮来市潮来101-4 鹿島線潮来駅から徒歩15分。富士屋ホテル前。駅からあやめ園を越えて川沿いにまっすぐ)
鹿島線は極めて本数の少ない電車です。時刻表で確認してください。
※国旗など、ナショナリズムを想起させるものの持ち込みは固くお断りします!
呼びかけ いい会議(潮来育樹祭に反対する会議) 連絡先090-8441-1457(加藤) メールアドレス 2023iikaigi@gmail.com ツイッター @iikaigi ブログ iikaigi.hatenabiog.com

 全国育樹祭は毎年恒例の天皇四大行事の一つである植樹祭で天皇が植えた木を、皇族が手入れしに来るイベントです。いずれも森林の育成、保護という名目が付されているようです。その育樹祭が今年は茨城県潮来市にやってきます。
 しかし植樹祭・育樹祭は本当に森林の育成、保護の役に立っているのでしょうか。大きなイベントをして注目を集めても、それは一過性のものです。そのイベントのために費やす資金や人材を、直接森林保護事業に使う方が効果的なのではないかと思えます。植樹祭を行うために森林を切り開いて会場を作っていた事例もありました。ここには大きな矛盾がないでしょうか。
 むしろ植樹祭・育樹祭は、日頃意識することのない天皇・皇族の存在を地域社会にあらためて意識させるためのイベントといえるでしょう。生まれた時から特別視され、国家の象徴、国民統合の象徴とされる一族との関係を思い起こさせ、あるいはあらためて作るために森林の育成、保護をお題目として利用しているのではないでしょうか。育樹祭は天皇が植えた木を、その跡を継ぐ皇族が手入れする行為に天皇家の継続を重ね合わせたイベントですが、そもそも天皇や皇族が植樹や手入れをしたからといって、木に何か変化があるでしょうか。彼らはただの人間でしかなく、変化が起きるはずがありません。私たちが彼らを神聖視したところで植物も同じくそうするわけがありません。私たちが生きていくために「特別に偉い人」は必要ありません。人間同士の対等な関係を築いていくためには、むしろ有害な存在ですらあります。私たちに主人や王はいりません。天皇制は私たちには不要です。
 私たちは、自分たちのいる国を民主主義国だと思わされていますが、ちゃんと意思表示を行えているでしょうか?SNSでしか言いたいことを言えないのではないでしょうか?王のいる国に本当の意味での民主主義など成り立ちません。憲法では国民が主権者だとされています。しかし、主権者の規定より先に象徴の規定がある憲法とは何なのでしょう。そもそもこの社会には国民として法的な地位を認められていない、異なった民族の人々も多く暮らしています。天皇が象徴する国民、という前提はそうした人々との間にくだらない分断を持ち込もうとするものです。
 そう考えて11月11日に式典の行われる潮来でデモをします。植樹祭の元となった「愛林日」の植樹行事は茨城の現在の茨城県桜川市真壁町から始まりましたが、私たちにそんな伝統はいりません。
 みなさん、ぜひデモに参加を!