G7サミットを問う ~内務・安全大臣会合は必要か?~

デモと集会
G7サミットを問う ~内務・安全大臣会合は必要か?~
◎デモ
12月9日(土)13時45分 水戸駅北口ペデストリアンデッキ集合
14時出発                
◎集会
16時から
茨城県水戸生涯学習センター小講座室(茨城県水戸市三の丸1-5-38 茨城県三の丸庁舎3階。JR水戸駅北口から徒歩15分。あるいは駅からバスで「銀杏坂」下車7分。)
お話 「国境管理と無登録移民―市民社会が瓦解させる国境」
稲葉奈々子さん(上智大学教員・移住者と連帯する全国ネットワーク運営委員)
そのあと討論
参加費五百円
主催 戦時下の現在を考える講座  ツイッター @against_war
                 メール  under_the_war_regime@yahoo.co.jp
連絡先 090-3902-5801(藤田) 090-8441-1457(加藤)
今年2023年は日本がG7サミットの議長国です。首脳会合はすでに5月に広島でありました。それ以外の大臣会合もほとんどが終了していますが、まだ予定されている会合が残っています。それは12月8日から10日かけて水戸市民会館を会場におこなわれる内務・安全大臣会合です。内務・安全大臣会合では、国際組織犯罪、国際テロ、サイバーセキュリティ、環境犯罪、児童の性的搾取・虐待などに関する治安政策が議題になります。昨年のドイツでの会合では、ロシアのウクライナ侵略が非難され、ウクライナへの支援が確認されたので、今年はイスラエルによるパレスチナ侵攻がどう扱われるかも注目されます。いずれにしても、G7とは自ら世界の頂上だと勝手に名乗る連中の集まりであり、国際法上の正当性は何もありません。こんなものを許してはいけません。大臣会合が行われる水戸市民会館に向けてデモを行い、反対の意思を示したいと思います。私たちの集会では、移民問題の専門家である稲葉奈々子さん(以前は茨城大学で教鞭をとられた)に「国境管理と無登録移民―市民社会が瓦解させる国境」と題してお話いただきます。茨城県には東日本入国管理センター(牛久入管)があり、今年は入管法改悪もありました。移民・入管問題そのものは、今回の内務・安全大臣会合の議題にはならないかもしれません。しかし、出入国管理制度は外国人労働者・移民・難民を犯罪者扱いする治安政策として行われています。その外国人労働者・移民・難民の問題を、私たちは全く逆の視点―彼らが社会的に生きられる社会を実現するーから考えてみたいと思います。