連続学習会・象徴天皇制を考えるNo8 『天皇家の財布』を読む

連続学習会・象徴天皇制を考えるNo8

天皇家の財布』を読む

4月15日(日)14時から16時

つくば市立春日交流センター 小会議室

つくば市春日2-36-1、筑波大学病院そば・春日学園義務教育学校向い)

参加費 300円

テクスト『天皇家の財布』森暢平 新潮新書(2003年)(新刊入手可能)

※未読OK。報告者が解説します。

主催/戦時下の現在を考える講座tel: 090-8441-1457(加藤)

mail: under_the_war_regime@yahoo.co.jpblog

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天皇を筆頭に皇族たちはどうやって生計をたてているのでしょうか?彼らは勤め人でもなければ自営業者でも、もちろん経営者でもありません。彼らは、私たちが通常言う「労働」=金を稼ぐための仕事をしてはいません。(前の天皇は戦後初の国勢調査で自らの職業を「ある種の公務員」と答えたそうです。)

 幕末までその存在すら多くの人に知られておらず、天皇家は困窮し借金をして生活していたとも言われていますが、維新後に一転してこの国最大の地主となりました。敗戦によってその財産の多くを失いましたが、それでも、彼らは今でも広大な住居や別荘を使い、生活費としては国からおよそ五億五千四百万円をもらっていると言います。

 今回はそんな天皇皇族たちの財政について、『天皇家の財布』を読みながら考えてみようと思います