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戦時下の現在を考える講座

つくば市を中心に活動する独立小グループ。2003 年イラク戦争への自衛隊派兵以降、日本は戦時下に入ったという認識を起点に、戦争と国民国家・ナショナリズムをできるかぎりラディカルに問おうともくろむ、茨城のささやかにしつこく出る杭。主に2 月と8 月に集会・デモを企画するほか、隔月読書会を開いてきましたが、今後は迫りくる<退位/X デー>を見すえて天皇制に的を絞った学習会を定期的に続行中。しかし、ほんとうに戦争が始まった。

9/14『高神村一揆』を読む その2

学習会/読書会

  千年一日で読書会 『高神村一揆』を読む その2

9月14日(月)20:00ー22:00頃
千年一日珈琲焙煎所つくば市天久保3-21-3 星谷ビル1F Google マップ
参加費/ ワンドリンクご注文ください
テクスト/ 佐久間 耕治『高神村一揆 昭和初期の民衆蜂起』下巻                                              崙(ろん)書房 ふるさと文庫、1980年

佐久間耕治:1950年千葉県生。県内の高校の社会科教諭を経て、2012年「房総自由民権資料館」(http://www.minken3.sakura.ne.jp/)を私費で鴨川市に開設。同市在住。
主著:『房総の教育鉱脈 : 民衆・教師たち・思想と実践』(共著)崙書房ふるさと文庫1980
      『房総の自由民権 : 歩きながら考え、考えながら歩き続けて』同、1992
      『底点の自由民権運動 : 新史料の発見とパラダイム岩田書院、2002  など

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◆高神(たかがみ)村は、利根川の河口を挟んで茨城対岸にある千葉県・銚子市内の南端にあたる漁村です。ここで今から85年前の9月6日盆踊りの夜、村民が村長宅・役場・駐在所などを襲撃し、弾圧を受ける事件が起きました。県内一高い税金を搾られているところへ世界大恐慌が波及し、そこに役場の公金使い込みが発覚して、村民は急激に行動へと自らを駆り立ててゆきます。

◆前回読んだ上巻では、背景と一連の経過を追って<事実>を確認しました。今度の下巻は<解釈>篇です。事件関係者たちへの50年後のインタヴューから見えてくる部落の情景、漁民に自主性などなく村内有力者同士のいがみあいに過ぎないと言いたげな「郷土史家」の視線、事件をリアルタイムに取材して論じ作品にした地元アナーキスト詩人たちのコミューンの夢、民衆の武装蜂起を決然と肯定する高校教師の著者の「地方史」etc... 短期間に単線的な経過で発展し、同時代に激発していた労働争議や小作争議に比して未組織性・自然発生性が高いこの一揆/蜂起/暴動は、見る者によっていかようにも姿を変えうる、かなり魅力的な事件です。『銚子市史』からも抹殺されているというこの民衆史は今、私たちにどう読めるのか?

◆未読OKです(本も入手しにくい...)。前回のレジュメも配布するので事件の概要は把握できます。

 

主催 戦時下の現在を考える講座

問合せ  電話  080-5459-9576(鈴木)
             メール  under_the_war_regime@yahoo.co.jp
             ブログ  http://inwartimeinibaraki.hatenablog.com
             ツイッター  https://twitter.com/against_war