4/16【読書会】公的行為を考えるために

連続学習会・象徴天皇制を考える No.4

公的行為を考えるために 

天皇陛下の全仕事』を読む

4月16日(日)14時~16時

つくば市立春日交流センター 小会議室

つくば市春日2-36-1、筑波大学病院そば・春日学園義務教育学校向い  Google マップ

参加費 300円 

テクスト:山本雅人『天皇陛下の全仕事』講談社現代新書、2009年) 未読OK。報告者が解説します。 

日本国憲法によれば天皇のすべきことは「国事行為」だけで、政治的行為ははっきり禁じられています。いわゆる「宮中祭祀」は天皇家私的行為とされていて、国が関わることではありません。では園遊会は?外国訪問は?さまざまな行事への出席やその場でのあいさつの「おことば」は?それらはすべて「公的行為」とされていますが、「私的」でも「国事」でもない「公的」とは何なのでしょうか?外国訪問や首脳との会談は「皇室外交」と呼ばれていますが、外交とは「政治的行為」そのものではないのでしょうか?

天皇は年齢的体力的に「務め」がこなせないことを退位希望の理由にあげています。ここで言われている「務め」あるいは「象徴としての行為」はほとんどが「公的行為」です。現天皇天皇がすべき仕事として積極的に彼の言う「象徴としての行為」を増やしましたが、今はそれを理由に退位を希望しています。これは自家中毒ではないでしょうか?そして、「国民」は自家中毒をおこしている現天皇に大変同情的です。

公的行為」とは何かを考えるために、『天皇陛下の全仕事』を読みます。

主催 戦時下の現在を考える講座 

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