茨城国体を問う連続学習会 『国民体育大会の研究』を読む(後篇)
2019年6月11日(火) 19時から21時
つくば市立吾妻交流センター 和室(つくば市吾妻1-10-1つくばセンタービル4Fつくばエクスプレス線つくば駅A3出口より徒歩3分)
テキスト 『国民体育大会の研究 ナショナリズムとスポーツ・イベント』権学俊 2006年 青木書店 読んでいなくても参加OK。報告者が報告します。
参加費500円
主催 戦時下の現在を考える講座 連絡先 090-8441-1457(加藤)
mail: under_the_war_regime@yahoo.co.jp
blog: http://inwartimeinibaraki.hatenablog.com
twitter: https://twitter.com/against_war
敗戦の翌年から現在もなお続く巨大で特異な祭典の全貌
天皇・皇族の列席や「日の丸」「君が代」に象徴される国民統合機能、県民を巻き込む地域社会統合機能、また競技施設や道路建設などの開発主義的な役割...。その多様な性格を戦後日本におけるスポーツ政策の展開とともに描き出す。(帯より)
今年九月二十八日から十月八日まで、県内全市町村で「いきいき茨城ゆめ国体」が行われる。しかしその全体像はよくわからない。花いっぱい運動とか、スポーツとどんな関係が?開催県が必ず優勝するシステムは?スポーツと縁のなさそうな天皇は、何しに来る?
国民体育大会について知るために、国体についてのまとまった研究としては多分唯一の本である『国民体育大会の研究』を読む。読みながら、そもそも国体とは何なのか、今の私たちに必要なものなのか、考えてみる。
連続学習会、八月には六十年代から八十年代に行われていた国体民主化運動と七十四年の茨城国体で発覚した汚職事件を取り上げる予定。国体期間中は国体に反対する催しを行う予定。
この問題に関心のある方、共に考え、動いてみたい方は連絡を!